大樋長左衛門の特徴
大樋長左衛門の特徴として大きなものは石川県を代表する作家で、さまざまな作品を飴釉を使用して作る個性的なところだと言えます。
飴釉を使用して焼き上げる作品は独特の飴色をしていて、その色は作者によって変化します。
現在は大樋長左衛門の10代と11代目が活躍中ですが、2人の作品の飴色も同じようで違う、そんな個性が見え隠れするものばかりです。
大樋長左衛門は代々この飴釉を使った作品を作っていて、ろくろを使わないで手とヘラだけで形を作ることも併せて特徴です。
そのため1つ1つの作品を量産するようなことはなかなか難しいし、同じように見える作品も異なるものばかりとなります。
作品の中にはこれを手とヘラだけで作っていることが信じられないくらいの丁寧で繊細な作品もあり、見ごたえもあります。
飴色の違い、作品の個性、作者の違い、同じ用途の作品でもデザインが違うなど、いろいろなところをチェックしていくと、どれも個性的で独特の魅力があるものばかりで、作者の傾向をとらえることもできるかもしれません。
大樋焼の販売価格などはどれくらいでしょうか?
大樋焼は先にも触れたように飴色の感じなどを始めとして、作者によってさまざまな部分に違いがあり、見どころ満載な作品が多いものです。
その販売価格もまた比較しにくいほどにばらつきがあり、10代目と11代目でも高低があると言えます。
おおよその販売価格帯として参考程度になりますが、ぐいのみは1万円を切るものから7万円以上になるものまで幅広くあることもあり、非常にその価格帯については一概にぐいのみ1つがいくらと言いにくい状態です。
それだけ個性のある作品があり、作りにも違いがあるといことでしょうから、ぜひ、好みだと思えるものや、ピンときたものなどを手に取って、納得の上で購入するようおすすめします。
美術館があり、作品が実際に展示されているためそれらを見ることができます。
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